トランス出力ラインアンプ  　タムラのライントランスを使用して、ラインアンプを製作しました。２次側は150Ωが２系統ありますので、片側をアンバランス出力に、他方をバランス出力としました。現在、アンバランスで使用中で、低音コントロールの使いやすさは特筆ものです。バランスの方は、対応するメインアンプが無いので、未使用です。回路として、右図で良いのか少し不安があります。今後、バランス入力のプッシュプルアンプを製作する予定でして、うまくいけばメインアンプのコーナーで紹介します。前面に入力１系統及びバランス、アンバランス出力を設け、機器の接続変更時の利便性向上を図りました。 初段12AT7のカソード電位は+1Vの設計ですが、実測は上図の値となりました。     　内部シャーシに部品を取り付けた様子です。シャーシはリードのCM-320です。前面パネル及び背面パネルのスイッチや入出力端子との接続は、ねじ式の端子板を利用しました。   　シャーシ背面の配線の様子です。   　背面パネルです。入力１〜４、アンバランス出力及び電源関係です。     　配線点検や調整などを容易にするため、シャーシと前・背面パネルとの接続はY圧着端子とそれを受ける端子盤で構成しています。低音ブースト回路の抵抗とコンデンサーはロータリースイッチに取り付けています。   　トランス２次側には300kΩの抵抗を常時の負荷として取り付けている。       　回路設計はエクセルを利用しました。ご自分で設計にチャレンジする方は下記のエクセルファイルをご利用ください。    プリアンプへ