6BX7プッシュプルのリメイク



  広島の自宅のAC電圧は、いつも100V以上であり103V〜105Vの範囲です。6BX7のプレート電圧が少し高すぎますので、チョークの前か後ろに100〜180Ω程度の電圧調整用の抵抗を入れた方がよさそうです。前段の12AX7のカソード電圧(電位)も1.5V前後の予想でしたが、上図のとおりです。計測ミスがあったかも知れません。小出力で使うのであれば問題は無いと思われますが、再度シャーシを除く時に再調整するつもりです。このアンプは今、奈良県に住む愚息が使用しています。
 

 同じ回路で試作されるかたは、6BX7のプレート電圧を325V以下とされることをお薦めします。我が家(広島)のAC電圧は、いつも104±1Vですので、試作される方はそのことにも留意して電源回路を検討してください。
 なお、初段の12AX7のカソード電位は1.5Vの計画でしたが、実測値は1Vでした。
 
    エクセルでこのアンプの設計をしました。そのファイルを公開しますので、ご自分で設計などしてみたい方は、ダウンロードしてご利用ください。自分自身のアンプを設計するには、便利なツールだと思います。

    
 

   メインアンプへ